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藤井五段“バレンタインデー対局” チョコは手渡し自粛令も「持ち帰れないほど」

2/14(水) 12:50配信

スポニチアネックス

 最年少棋士の藤井聡太五段(15)が14日、大阪市内の関西将棋会館で行われた新人王戦の予選1回戦で、古森悠太四段(22)との対局に臨んだ。

 くしくも“バレンタインデー対局”となったこの日。日本将棋連盟の広報担当によると、藤井宛のチョコレートは前日13日から郵送で同会館に届いており、個数については明らかにしないとしながら「とても本人が持ち帰ることができないほどたくさん」という。

 連盟は8日に同会館のツイッターで、藤井フィーバーなどによる混乱を危惧して全棋士へのこの日のプレゼント手渡し自粛を要請。その効果もあってかこの日、会館前で入り待ちするファンはおらず、混乱はなかった。

 前期の新人王戦はベスト8まで進出した藤井。現在、8連勝中と絶好調だ。この日の相手となった古森は年齢は上だが、プロ入りとなる四段昇段を果たしたのは自身より1年遅い昨年10月1日というルーキー。“後輩”プロ棋士と対局するのはこれが初めてとなる。

 プロ入り同期の大橋貴洸四段(25)やアマチュアとの対局以外は下座に位置するが、この日は上座に。盤を挟んで対座した際も相手に合わせるのではなく、自分からまず相手に一礼し、午前10時からの対局に挑んだ。

 古森は2008年9月にプロ棋士養成機関である奨励会入りし、現在は神戸大経済学部に通う現役大学生棋士。通算成績は1勝0敗で、昨年12月の竜王戦予選のデビュー戦を勝利で飾っている。

 藤井は、囲碁の井山裕太7冠(28)とともに13日に国民栄誉賞を授与された羽生善治竜王(47)と、次戦となる17日の朝日杯オープン戦準決勝で対戦することがすでに発表されている。公式戦初対局を前に、同賞の会見で羽生も「心待ちにしています」と入れ込んでいた“世紀の一戦”を前に自身の連勝を伸ばし、勢いをつけたいところだ。

 “勝負メシ”の昼食は、藤井が会館近くにある「やまがそば」のカレーうどん定食(830円)、古森が会館1階にある洋食レストラン「イレブン」の豚ロース肉しょうが焼き定食(900円)。藤井の先手で始まり、戦型は各交換型振り飛車に。持ち時間は各3時間。夕方以降の終局が見込まれている。

 13日までの藤井の通算成績は63勝11敗。