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<東京円>一時106円台 東証3日続落90円安

2/14(水) 22:02配信

毎日新聞

 14日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで急伸し、一時、2016年11月以来約1年3カ月ぶりに1ドル=106円台を付けた。東京株式市場は円高を嫌気して幅広い銘柄が売られ、日経平均株価は一時、約4カ月ぶりに2万1000円を割り込む場面もあった。

 トランプ米大統領が12日、対米貿易黒字が大きい中国や日本などに対抗関税の実施を示唆したことから米政府がドル安を容認するとの観測が広がり、円高・ドル安基調が続いている。14日の円相場は一時、1ドル=106円84銭の円高水準を付けた。午後5時現在は前日比35銭円高・ドル安の1ドル=107円40~41銭。

 今後の見通しについて、市場では「さらに円高に振れる可能性もある」(アナリスト)との観測がある一方、円高基調は一時的との見方もある。三菱UFJ信託銀行資金為替部の谷口晶俊氏は「米国の実体経済は好調。株式相場が落ち着けばこれ以上のドル安にはなりにくいだろう」と分析する。

 一方、14日の東京株式市場は、円高による輸出企業の収益悪化が懸念されて売り注文が先行し、日経平均株価は3営業日続落。一時は前日終値比で300円近く値を下げ、取引時間中としては昨年10月以来約4カ月ぶりに2万1000円を割り込んだ。終値は90円51銭安の2万1154円17銭だった。【宮川裕章、岡大介】

最終更新:2/15(木) 0:56
毎日新聞