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監視員はトイレまでついてくる 脱北の元チアリーダーが明かす北朝鮮選手団の実態 平昌五輪

2/14(水) 11:22配信

産経新聞

 平昌冬季五輪に参加している北朝鮮選手団が北朝鮮当局から厳重に監視され、度を超した管理態勢下に置かれている実態が明らかになった。選手には24時間態勢で監視員の見張りが付き、所在を確認するためトイレにまでついてくるという。脱北した「元チアリーダー」の証言を、韓国の英字紙、コリア・タイムズが伝えた。

 同紙によると、今大会の北朝鮮からの派遣団は、選手22人のほか、政府関係者、セキュリティー要員、いわゆる「美女軍団」と呼ばれる応援団ら、総勢約500人という。

 セキュリティー要員の仕事は警護ではなく、選手や「美女軍団」らが五輪の機会に脱北を図ることの阻止で、選手らは他国の選手との接触も極端に制限されている。

 通常、五輪選手は自国のチームメートと寝泊まりを共にするが、北朝鮮の選手らは監視員と寝食を共にし、誰と何を話すかも監視員が決めるという。

 少しでも疑わしい行動があれば本国に報告されるため、2006年に脱北した元チアリーダーは「誰も試みようともしない。もし脱北すれば北朝鮮にいる家族がひどい目に遭うから」と明かした。(五輪速報班)

最終更新:2/14(水) 11:24
産経新聞