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意外と知らないチョコレートの話

2/14(水) 7:05配信

ウェザーニュース

 今年もバレンタインがやってきました! 毎年バレンタインデーが近くなるとチョコレートのCMが賑やかになり、女性は「誰にチョコレートをあげるか」、男性は「今年は何個もらえるか」などと盛り上がりますよね。そこで、チョコレートにまつわる3つの意外な話をご紹介します。

カカオは「神様の食べ物」

 チョコレートはカカオからできていますが、カカオの学名は “Theobroma cacao" です。 “Theobroma” とは、ギリシャ語でなんと「神様の食べ物」という意味だそうです。なぜカカオが「神様の食べ物」なのでしょうか。

 カカオ豆は、古代メキシコで栽培が始まりましたが、アステカ神話によるとカカオはケツァルコアトルという羽を持つヘビの神が贈り物として持ち帰ったもので、それを中米地域で栽培したものだといいます。つまり、神話の中で、天から授かった食べ物だから「神様の食べ物」だったのですね。

チョコレートにはお茶が良い!?

 チョコレートに含まれるポリフェノールには、ストレス解消に役立つなど、いろいろな効能があります。砂糖の控えめなものであれば太りにくいということもあり、チョコレートは機能性食品としても注目されています。

 北アリゾナ大学心理学部のMontopoli教授らが2015年に発表した論文 “The Acute Electrocortical and Blood Pressure Effects of Chocolate” では、チョコレートを食べたグループと食べていないグループとで脳波検査(EEG)を行い、チョコレートに脳の活性効果があるかを検証しています。

 結果はもちろん効果ありで、チョコレートには脳を刺激し集中力を高めるなどの作用がありました。

◆チョコによる血圧上昇には、お茶に含まれるL-テアニンが効果的
 しかし、この実験では同時に血圧測定も行っており、その結果、チョコレートを食べると短期的に血圧が上昇してしまいました。

 同論文では、血圧への対策までしっかり検討されています。実は、チョコレートを食べたグループの中でも、一部のグループは「L-テアニン」という物質を含んだチョコレートを食べていました。そしてそのグループだけは、食後の血圧上昇が抑えられていたというのです。

 L-テアニンはアミノ酸の一種で、お茶に多く含まれています。つまり、チョコレート自体にL-テアニンが含まれていなくても、チョコレートと一緒にお茶を飲めば良いということになります。

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