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これから課長になる人へ。経験者が語る3つのメッセージ

2/14(水) 20:20配信

投信1

今年に入り管理職に昇格したという人や、そろそろ4月からの役職が決まるころだという人も多いと思います。やる気にあふれている人も、もしかしたら不安を感じているという人もいるかもしれません。たとえば「課長」になると、それまでとは任される仕事も、仕事相手からの目線も変わるものです。

では、実際に課長職になった人は、課長という仕事には何が必要だと感じているのでしょうか。ビジネスパーソンの話を聞きました。

組織に今までと違う立場から入り込む

大手企業の部長を務めるAさんは、今から約10年前に課長に昇進した際、当時の社長から受けたアドバイスが非常に印象的だったと言います。

「社長に『組織に入れ』と言われたんです。それがとても頭に残っています」

課長になる前も後も組織の一員であることには変わりありません。では、なぜ社長はわざわざこのように言ったのでしょうか。このことをAさんは、Aさんなりに分析したといいいます。

「年数を重ねるとジワジワとわかってくることもありました。結局、会社側なんですよね、課長って。課長になる前だって『会社のため』と思って仕事をしてきたわけですが、それとはまったく違う意味で、会社側の人間と周囲に受け止められる。実際、課長になった途端に部下や後輩が厳しくなりましたし(苦笑)。何をするにも『課長なんですから』と言われちゃう」

それまでいた組織の中から「会社側」に弾き飛ばされ、そこからまた組織に戻っていかないといけない。でも、戻っていくためには前とは違う立場で戻っていく必要がある――そうAさんは感じたのだそうです。

「組織の中にいる人が自分を見る目が変わった。だからこれまでは違う立場になって戻らなければならない」

立場の変化とともに意識の切り替えも必要になるのだといえそうです。

自分より「上の立場」だったらどう判断するか、と考える

大手企業から子会社に出向中のBさんは、先に登場したAさんが語った「違う立場」をこのように表現しました。

「自分の役職より、1つあるいは2つ上の役職のつもりで判断することが大切なのだと思います。たとえば自分が課長だったら部長とか担当役員ならどう判断するか、を考えるのです」

このとき、実際の「人」を思い浮かべるのではない、とBさんは強調します。それはつまり、自分の上司の○○さんならどう考えるか、といった忖度をするという意味ではなく、自分がその部署のその立場だったらどのように判断するかということ。似て非なるものです。

また、Bさんは、課長になって数年たった今、「プレーヤーではなくてマネージャーたれ、と最近になってすごく思います」とも語ります。自分が第一線の主役になるわけではなく、主役になるメンバーのマネジメントをすることの重要性。それをいまBさんは感じているようです。

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最終更新:2/14(水) 20:20
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