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埴輪の複製品が壊される 被害金額615万円

2/14(水) 17:48配信

CBCテレビ

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 被害金額はおよそ615万円に上ります。

 名古屋市守山区の志段味大塚古墳で、埴輪の複製品30個が壊されているのが見つかりました。

 誰が壊したのでしょうか。

 壊された埴輪の複製品は30個、被害金額はおよそ615万円です。

 「壊された埴輪の複製品にはシートのようなのものがかけられていて、その前には破片と思われるものが落ちている」(長谷川記者)

 事件が起きたのは守山区の志段味大塚古墳で、今月10日、見学に来た人が埴輪が壊されているのを見つけました。

 5世紀後半作られたとされるこの古墳、当時の姿に復元する工事が去年4月に完了し、それに伴い埴輪の複製品500個が展示されていました。

 埴輪は全部でおよそ3,600万円とかなり高額です。

 「1個1個発掘調査成果に基づいてオーダーメイドで作られたオリジナルなので高額」(名古屋市教育委員会文化財保護室・深谷淳主査)

 「埴輪には誰でも近付けるようになっている」(長谷川記者)

  「今回の古墳は、できるだけオープンな形で皆様にしたしんでもらおうと公開している」(深谷主査)

 このため現場には柵や防犯カメラは設置されていませんでした。

 今回の事件に、近所の住民からも怒りの声があがっています。

 「ひどいことをする人がいる。これに入れなくしたら意味がない」
 「(子供の遊び場だったので)こういうことがあると使いづらくなる」(住民)

 志段味大塚古墳は国の史跡にも指定されているため、名古屋市は文化庁へ報告しました。

 埴輪は鈍器のようなものを使わなければ割れないほど硬かったということで、警察は器物損壊の疑いで捜査しています。

最終更新:2/15(木) 10:40
CBCテレビ