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赤ちゃんや母親を守る「緊急帝王切開」が必要な理由

2/14(水) 17:45配信

All About

◆緊急帝王切開は赤ちゃんとお母さんを守るための手術です

緊急帝王切開(以下、緊急帝切とする)は、以下の2つの状況で行います。

●妊娠中、分娩中を問わず、何らかの原因で赤ちゃん、あるいはお母さんが危険な状態となり、緊急に赤ちゃんを娩出しなければならない、ないし分娩を終了してお母さんの安全を確保しなければならない場合

●陣痛が来ているのに、回旋がうまくいかない(回旋異常)、児頭が骨盤より大きい(児頭骨盤不均衡)などの理由で、分娩が進行せず、経腟分娩を期待できない場合

◆赤ちゃん側の理由で緊急帝王切開となる主な適応とは?

胎児適応といって、赤ちゃん側の理由で緊急帝切となりうる主な状態について説明します。

●胎児機能不全(NRFS:ノンリアシュアリング:Non-Reassurrinng Fetal Status)
妊娠中あるいは分娩中に赤ちゃんの状態に問題がある、あるいは将来問題が生じるかもしれないと判断された場合をいいます。

分娩が進行し、子宮口が全開大し赤ちゃんが十分に下りてきている状態であれば、吸引分娩か鉗子分娩で経腟分娩にしますが、そうでなければ緊急帝切になります。

以前は、「胎児仮死」「胎児ジストレス」と呼ばれていましたが、現在、この用語を使わなくなりました。それは、胎児心拍モニタリング検査や超音波検査は、元気な赤ちゃんを元気と診断することは得意ですが、赤ちゃんが元気でないと診断するのは苦手だからです。

元気でない赤ちゃんは、元気がないとわかります。その逆、元気がない「胎児仮死」と診断された赤ちゃんの中には、元気な赤ちゃんが多く含まれているのです。ですから、今は、赤ちゃんの状態を、「赤ちゃんは元気(リアシュアリング)」か「赤ちゃんは元気かどうかわからない(胎児機能不全:ノンリアシュアリング)」と分類しています。

●臍帯下垂・臍帯脱出
胎盤から赤ちゃんに酸素を送る命綱である臍帯(へその緒)が子宮口近辺まで下がってきたり、子宮口から腟内へ脱出した場合。

赤ちゃんに酸素が送られにくくなり、急速に赤ちゃんが危険な状態に陥る可能性があるので、緊急帝切の適応となります。

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最終更新:2/14(水) 17:45
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