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バレンタインチョコ、3割の男性は食べない ー 食品ロスをオフィスでなくす取り組み

2/14(水) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

クリスマスケーキ、恵方巻き、バレンタインのチョコレート......。イベントの当日までは重宝される品々も、翌日以降は途端に色褪せる。民間の調査によると、バレンタインのチョコは、約3割の男性がもらっても食べていないという。

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イベントに限らず、日常的に発生する食品ロスを減らすには?オフィスの社食、置き菓子が徐々に解決の手段になっている。

チョコをもらっても捨てる人

バレンタインを前に店頭に並んだ、数々のチョコレート。どれくらいの量が売れ、実際に消費されているのか。

サービス業「ジーユーエヌ」の調査によると、バレンタインのチョコをもらったことのある男性300人(2015年調査、10~50代)のうち、約6割が1~2個、約3割が3~4個をもらっていた。

うち、「自分でチョコを食べるか」の質問に対し、29.7%が食べていない(自分で食べてないものがある、全て食べていない)と回答した。食べない理由は、「家族が欲しがる」「量が多くて食べきれない」「甘いものが苦手」「健康に気を遣っている」が上位に入った。同社の分析によると、「30代以上は、健康意識の高さに加え、ヘルシーなチョコを求めるヘルシー志向を持つことが明らかになった」という。

調査の中で注目するのは、チョコを食べていないという人のうち、子ども、妻、彼女にあげる人が大半だったが、12.4%は「捨てる」という回答を選んだことだ。

チョコは賞味期限が長く、製菓店店主は「ほかの食品に比べて、(食品メーカーや流通業者)は廃棄は少ないのでは」と話す。食品の寄付を受けるフードバンクの担当者によると、バレンタインの後にチョコの寄付は「少し増えるような気がするが、正確にはわからない」という程度の実感だ。

恵方巻きをはじめ、イベントがある度に問題視される食品ロスだが、日常的に食品ロスは発生し、全体の食品ロスのうち、半分弱が家庭から、半分強が業者から発生する。

国の統計によると、食品ロスの年間の量は、632万トンに上る。1人あたりに換算すると、「お茶碗1杯分の食べ物を毎日捨てている」ことになる(農林水産省と環境省の調査)。大量に業者から発生する食品ロスを、オフィスで解決しようとする取り組みが広がっている。

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