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【バレー】悩みながらもチームを高みに上げる“キャプテン”浅野博亮(前編)

2/14(水) 8:01配信

バレーボールマガジン

昨シーズン、チーム史上初のファイナル3に進出して過去最高の3位まで上りつめたジェイテクトSTINGS。毎シーズン順位を上げていて、今シーズンは当然、優勝という期待の目で見られることになった。一方、昨シーズンより、チームを引っ張っていたベテラン3人(高橋慎治、高橋和人、古田史郎)がチームを離れたり、現役を引退した(高橋慎はコーチ兼任だが実質引退状態)。決して選手層が厚いとはいえない、そして若い選手が多いチームをまとめているのが、今シーズンからキャプテンに就任した日本代表の浅野博亮だ。昨年5月の黒鷲旗後に話を聞いた時は「キャプテンやりたくないんですよね」とボヤいていたが、実際リーグが始まると、キャプテンとしてチームをまとめようと奮闘する姿がコート上から見てとれた。“キャプテン”浅野に、自身のこと、チームのこと、代表のことを伺った。

また、読者の方に大変申し訳ないのが、浅野にインタビューしたのは昨年12月の天皇杯が始まる直前。ジェイテクトはその間に、調子がドン底に落ち、浅野自身も天皇杯で足を負傷するなど、もはや今シーズンのジェイテクトも浅野も終わったのではないかと思わされた。しかし、そこから内定選手で高校生Vリーガーの西田有志など新戦力らが加わり、チームも浅野も見事な復活劇を成し遂げて、レギュラーラウンド最終戦を待たずにファイナル6入りを決めてしまった。ファイナル6が既に始まって2連敗という厳しい状況ではあるが、そういった背景を理解して読んでいただいて、今シーズン、浅野がキャプテンとしての苦悩、葛藤、本音を垣間見ていただれば幸いである。

--今シーズン、2レグまで振り返ってみて、いかがでしょうか。

浅野博亮(以下、浅野):いいスタートが切れたと思う。1レグ、2レグともにしっかりとらなきゃいけないと思っている相手にはセットは取れたかなと思うけど、上位チームといっちゃおかしいんですが、上にいるチームに一回も勝てないというのが、そういうチームが相手でしかもレギュラー陣が怪我で出られないという時に勝ち切れないというのが悔しかったです。



--特にどの試合なのでしょうか。

浅野:豊田合成戦とパナソニック戦は、外国人選手(イゴール、クビアク)がいない中で、こっちは(カジースキが)いて負けてしまった。豊田合成戦はこっちがダメで、パナソニック戦に関しては普通にやっていれば勝てたのに、勝負所でこっちが簡単なミスで落としてしまったという感じがある。この前も1セット目をとって、3セット目もいい感じできたのに簡単なミスが続き持っていかれてしまって、なんとももったいない感じがしました。



--ご自身、プレイヤーとしての調子はどうでしょう。
浅野:レセプション、ディグと、守りに関してはものすごく良いかなと思うのですが、攻撃に関しては、決定率が悪いので。



--要所要所で、決めるべきところを決めているという印象があったのですが。

浅野:それはよく言われるのですが、終盤になれば決めているというのはあるのかもしれないが、全体的な決定率が悪いのでもうちょっと点数を取って、点数を取ることに貢献できたらなと思っています。



--それはオポジットが入れ替わってカジースキ選手が入り、浅野選手も3つポジションが回ったことの影響を受けたのでしょうか?
浅野:いや、自分に関してはカジースキ選手が変わって、ポジションの裏表が変わっても、守り(の要)という役割は変わっていないので。チームとしても決定率が最下位と悪い。守りの要はあるんですけど、今決定率が37、8%くらいではあるのですが、もう少し40後半まで上げられたら少しは変わってくるかなと思っています。そうすれば、もう2人のサイド陣の負担も軽減できるかなと思います。もうちょっとなんですけど。それができたら。

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