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コインチェック被害者弁護士「被害者は期待と不安で揺れ動いている。時期の見通し出すべき」

2/14(水) 20:40配信

AbemaTIMES

 巨額の不正流出問題を起こした仮想通貨取引所「コインチェック」は13日午後、金融庁に問題の原因究明や再発防止策などを盛り込んだ「業務改善計画」を提出した。

 コインチェックの大塚雄介取締役は同日午後8時ごろに会見を行い、顧客の口座にある日本円については出金を再開、すでに要請のあった401億円を払い戻したことを説明した。ただ、仮想通貨の引き出しはまだできない状態だ。

 また、仮想通貨「NEM」を失った約26万人、約460億円の補償の時期などについては「事業は基本的には継続する」としたうえで、「(補償は)ある程度の見通しはついているが、正式にいつから再開できるという見通しが出たらちゃんとご報告させていただければと思う」と明らかにしなかった。

 あまり進展がない印象もあったこの会見を被害者側はどうみたのか。『けやきヒルズ』(AbemaTV)では、コインチェック被害対策弁護団の望月宣武弁護士に話を聞いた。

 会見の率直な感想を「会社HPにのっている情報以上の新しい事実はなかった」と話す望月弁護士。仮想通貨の返金時期が未定だったことについては「昨日の会見でその時期が全く示されなかったのは残念」とする。

 望月弁護士の元へはこれまでに1000人以上の問い合わせがあったというが、多くの人は仮想通貨で取り戻すことを希望しているという。「コインチェックの問題が起きてからNEMは半分ほどまで価格が落ちたが、年単位・長期で見たら上昇するだろうと投資した経緯から『今1回下がっても価格は戻っていくのでは』と期待されている方は多い」。

 一方で、コインチェック側は日本円で補償する方針を示しているが「例えば預けたお米10kgが紛失したとすれば、別のスーパーで買ってきたものでいいから返して欲しい、同等のものを返して欲しいとなる。一つひとつに個性がない物であれば、NEMを失った人の『どこか別のマーケットで調達して欲しい』という考えもある」と述べた。

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最終更新:2/14(水) 21:08
AbemaTIMES