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韓国にもいた「ユヅ女子」国境なき魅力に追っかけも

2/14(水) 9:12配信

日刊スポーツ

 決戦の地・韓国でも、羽生結弦の人気は絶対的だ。芸術的なスケーティングにほれ込み、日本語を覚え、日本まで観戦に行くようになった女性ファンがいた。韓国での羽生人気と、羽生への思いを聞いた。

【写真】11日、中国から来たという羽生のファン

 羽生の五輪連覇を信じて疑わない熱烈なファンがいた。負傷後、94日ぶりに姿を見せた11日の仁川空港でも、日本語、英語、韓国語で「羽生結弦」と書かれた旗を手にした女性ファンが集結した。

 カン・ソミさんは、羽生が金メダルを取った14年ソチ五輪のショートプログラムに魅了された。日本語はほとんど話せなかったが「彼のニュースを翻訳なしで知りたくて」韓国で8カ月学んだ後、日本のホテルで1年働き日本語を習得。日本へ2度、観戦に行った。

 ペ・チンジュさんは、コーチのブライアン・オーサー氏が日本人を指導するという記事を読んだ後、ソチ五輪の記事を見て羽生の存在を知り一気に魅了された。「ルックスもきれいで、実力もすごい。賢いし全部好き」。昨年11月のNHK杯にも足を運び「韓国から朝の飛行機で大阪に行き、お昼を食べている時に(ケガと欠場を)知ってショックだった」と振り返った。

 ソチ五輪後、韓国の大手ニュースサイトが「めちゃイケメンの選手が世界に飛び出した」と報じ、羽生の名は広く知られるようになったという。カンさんは「知らない人がいないほど有名」と言う。非公式ながらファンサイトもあり、ツイッターなどでファン同士が情報を集めているという。ソウル市内の大手書店「教保文庫 江南店」では、グッズも売っている。

 ペさんが「ジャンプが他の選手と違ってきれい。音楽に当てはめるのもすごく上手で、ミュージカルを見ている感覚」と言えば、カンさんも「スケーティングが美しい。進化する姿をいつも見せてくれるのが好き」と語るなど、芸術性の高さも韓国人の心をつかんだようだ。「表彰台の真ん中は君の席だよ…輝いて欲しい」(ペさん)、「最高の舞台で笑顔で満足する演技をしてくれたらうれしい。どんな結果を出しても偉大なスケーターというのは変わらない」(カンさん)。目にはハートマークが飛び交っていた。【村上幸将】

最終更新:2/14(水) 9:27
日刊スポーツ