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平昌五輪開催エリアに「冬のソナタ」ロケ地があった

2/14(水) 10:37配信

日刊スポーツ

<直撃!冬季五輪 その5>

 ピョンチャン五輪の熱戦が連日、展開される平昌、江陵(カンヌン)と同地区に、韓国の公共放送KBSで2002年(平14)に放送され、日本でも大ブームを巻き起こしたドラマ「冬のソナタ」のロケ地があるのをご存じだろうか? 平昌郡と江陵市が属する行政区・江原道(カンウォンド)の道庁所在地・春川(チュンチョン)市に、ロケ地や名所があると聞き、足を運んでみた。

 まず、最初に行ったのが、ペ・ヨンジュン(45)が演じたチュンサンが高校時代に住んだ家だ。春川の中心部から車で10分ほど行った路地の中に「チュンサンが高校時代の記憶をたどった我が家」と書かれた看板を発見。案内板には、個人所有の家で午後6時までしか見学できないと書かれていた。訪れた時は午後7時を回っており、中に入ることは出来なかった。

 韓国の中央日報によると、家は04年に春川市が持ち主に要請し、撮影場所となった家の離れを借りて、ドラマを完全再現する形で内装を改装し、同6月23日に観光客に公開。連日、200~300人のファンが足を運び、約1カ月で6400人ものファンが訪れたという。この日は見学時間を過ぎていたこともあり、記者と通訳の同行者しかおらず、家の門の向こうで番犬とみられる犬が激しくほえた以外は静まり返っていた。

 次に向かったのは、チュンサンとチェ・ジウ(42)演じるユジンが通った高校の塀を撮影した春川高校だ。塀の手前で馬になったチュンサンの上に、ユジンが上って塀を越える、2人の仲むつまじい関係性を象徴するシーンが展開された。塀には場面写真付きの看板が掲出されていた。

 3つ目に訪れたのは、春川の繁華街・春川明洞だ。そこには、チュンサンとユジンが抱き合う銅像とペ・ヨンジュンとチェ・ジウの手形が1セットになったモニュメントがある。若者が行き交う通りの、ど真ん中に建てられた銅像は、動きだしそうなほど造形がリアルで、見ているとドラマが放送された当時の人気が脳裏によみがえってきた。若い男性が像の前に車で乗り付けるなど、待ち合わせ場所になるほど今でも有名なスポットのようだ。

 最盛期のような盛り上がりは、さすがになかったが、五輪の観戦に訪れ、時間があるという方は観光に行くのもありではないだろうか? 競技開催地から春川に行くには、高速バスが直通している江陵から向かうのが1番、便利だろう。

 私たちは春川午後9時半発の最終バスで取材の拠点を置く江陵に戻ったが、約1時間半で到着した。ただ高速バスターミナルは、高速鉄道KTXが発着する江陵駅からは少し離れており、ハングルが分からない日本人が行くのは少し、難しいので江陵駅からタクシーで行くことをお勧めする。

 春川にはもう1つ、今、日本で旬のあるものが…それについては、次回以降の「直撃! 冬季五輪」で紹介したい。【村上幸将】

最終更新:2/14(水) 10:48
日刊スポーツ