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県道開通の交差点で事故相次ぐ 優先道路変更「早く信号を」 みやき町

2/14(水) 10:42配信

佐賀新聞

 三養基郡みやき町で今年1月に開通した県道と、町道の交差点で交通事故が相次いでいる。優先道路が町道から県道に変わったことが一因とみられ、これまでに車同士の物損事故が4件発生した。行政が一定の事故防止策を実施しているが、周辺住民からは「信号を早く警察が設置してほしい」との声が強まっている。

 交差点は、1月15日に開通した県道神埼北茂安線と町道原古賀田島線が交わる場所にある。県道が東西、町道が南北に走り、信号機は設置されていない。町道は町の南北を結ぶ主要路線の一つになっている。

 県道開通後、町道側の一時停止が必要になったが、周辺住民らによると「止まらない車も多い」という。道路を管理する町や県東部土木事務所は危険性を認識し、町道側の車両に注意を喚起する点滅信号のような機器「ブリンカー」や、交差点があることを示す道路標示を開通時から設置。開通後1週間は土木事務所が交差点両側に24時間態勢で警備員を配置し、ドライバーに注意を呼び掛けた。

 警備員がいた期間は事故は起きなかったが、配置が終わると発生するようになった。鳥栖署は、町道を進行する車が一時停止せずに交差点に進入したことが主な原因とみている。

 近くの男性(66)は「交差点ができる前の習慣で、左右を十分に確認せずに進入する車が多い」と指摘し、重大事故を懸念する。

 土木事務所は2月1日から警備員を再配置したが、長期的な配置は難しいといい、交差点があることを強調するカラー舗装や、交差点内の優先方向を示す道路標示を早急に整備する方針を示す。町や土木事務所は「信号機の設置を警察に強く働き掛けていきたい」と話す。

最終更新:2/14(水) 10:42
佐賀新聞