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雪下ろし中転落死「安全対策怠った」/昨年の事故、上司2人を書類送検

2/14(水) 13:28配信

Web東奥

 昨年1月、青森県平川市の旧市立小国小・中学校校舎屋上で除雪作業をしていた同市職員の高谷允紀(まさのり)さん=当時(27)=が天窓から転落し死亡した事故で、黒石署と県警捜査1課は14日までに、業務上過失致死の疑いで、当時の上司2人を青森地検弘前支部に書類送検した。書類送検は13日付。

 捜査関係者によると、同市職員の上司2人は、高谷さんが雪下ろし作業をする際にヘルメットや転落防止用のロープを装着させず、十分な安全対策を取らなかった疑い。

 事故は昨年1月25日午後3時10分ごろ発生。高谷さんはガラス製の天窓を踏み、約12メートル下の1階コンクリートの床に転落した。事故当時、校舎は廃校となっており、市が所有・管理していた。

 当時、市に雪下ろしに関するマニュアルはなく、市は事故後、除排雪や草刈りなどの作業を安全に進めるため、市独自の安全衛生管理マニュアルを作成。雪下ろしの際は命綱やヘルメット、滑りにくい靴を着用するよう明記した。

東奥日報社

最終更新:2/14(水) 13:40
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