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堺市立総合医療センターで胃がん見逃し女性が死亡

2/14(水) 21:29配信

関西テレビ

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大阪府堺市の総合医療センターでおととし、女性患者の胃がんを見逃す医療ミスがあったことが分かりました。
この女性は去年、亡くなっています。

堺市立総合医療センターによると、おととし2月、胃の痛みを訴えた当時70代の女性患者に対し、組織の一部を切り取って診断する「生検」という検査を行ったところ、胃がんが見つかりました。

ところがその1週間後に女性が外来を受診した時、担当した医師が胃がんの検査結果が出ていることに気付かず、「胃潰瘍」という診断を下してしまったのです。

【堺市立総合医療センター 大里浩樹副院長】
「念のために生検をしているということは所見用紙の2枚目になっておりましたので、病理所見を確認しにいくことを怠ったんだろうと思っています」

【堺市立総合医療センター 花房俊昭院長】
「複合的なミスが重なってこういう不幸な結果になったと認識しています」

総合医療センターによると、担当医がカルテの確認を怠ったことに加え、検査結果の申し送りがなかったため、今回のミスにつながったということです。

女性はおととし9月に、改めて胃がんの疑いと診断されて入院しましたが、実に7ヵ月も治療の開始が遅れてしまいました。
入院から1年後の去年9月、女性は死亡しました。

堺市立総合医療センターは、各部長のチェックや担当者の申し送りを徹底し、10月にはシステムの改修を行うなどして、再発防止を図るとしています。

関西テレビ

最終更新:2/14(水) 21:29
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