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東芝、新会長兼CEO車谷氏が会見(全文2)東芝企業家魂いま一度よみがえらせる

2/15(木) 11:03配信 有料

THE PAGE

経営の強化と執行部隊の強化ということ

司会:では、続きまして車谷よりごあいさつ申し上げます。

車谷:このたび執行役会長CEOのご指名を頂戴いたしました車谷でございます。今、池田委員長からもお話、ございましたけども、大変なお仕事かと思います。

 身の引き締まる思いということでございます。正月明けに指名委員会の池田委員長、それから前委員長の小林取締役、そして綱川社長のお三方にお会いする機会をいただきまして、このお話を頂戴をいたしましたときには、大変驚いたというのが率直な印象でございますけれども、わが国を代表する財産ともいえる企業でございます。この東芝の再建を託されるという大仕事を拝命することは、これは1つの天命、ある意味、男子の本懐かなと受け止めております。緊張感を持って全身全霊で取り組んでまいりたいというふうに思っております。

 どんな素晴らしい企業も、長い歴史の中では非常に厳しい局面を経験してきております。東芝もこの数年、非常に厳しい局面を迎えて、経験をしてきておりますけれども、私はこういう厳しい局面を経験し、乗り越えることで、組織も従業員もより強くなれる、より強い形で復活ができるというふうに感じております。

 東芝は本来、皆さんご承知のとおり、多くの世界初の技術を開発し、それを大きな事業として展開してきたという素晴らしいDNAがございます。私の仕事はそのDNAを、またその企業家魂をいま一度よみがえらせて、東芝の経営資源の総力を結集して早期に復活させるということでございます。

 私の今、考えております東芝の課題は3点でございます。1点目はやはり資本の問題ということかと思います。この資本を早期に回復させたのち、グローバル競争の土俵に復帰させるということでございます。2つ目は事業ポートフォリオの見直し、これらを含めた成長投資の実施、また、それに伴う適材適所の人材配置というものを実行するということでございます。3つ目は、東芝本来の部門の強さを強化しながら、やはりオール東芝、ワン東芝としての一体感を高めるということ、それから進行中のガバナンス改革、企業風土改革に魂を入れていくということが3つ目の課題かと思っております。

 具体的な東芝グループ全体の戦略の方向感は、これから綱川氏をはじめ役員の皆さんと議論をしてまいりますが、やはり1つの大きなメガトレンドというのはデジタルトランスフォーメーションということかと思っております。東芝は物づくりでは非常に定評がある、強さがございます。これにデジタルの強さというものを融合した独自の強みを追求していくということが1つあろうかと思います。どの事業に資本をアロケートしていくのか、事業ポートフォリオの在り方についても腹を割って議論をしていかなければいけないということではございますけれども、やはりキャッシュカウなビジネスと将来事業のバランス、これを意識した最適解を目指していきたいというふうに思っております。

 同時に執行役会長、CEO、また綱川社長、COO共にやはり最高の営業マンでなければいけないというふうに思っております。綱川社長と共にお客さまを積極的にご訪問させていただきまして、お声を聞き、ベストの製品、ベストのサービスをタイムリーにご提供し、ご支持を得るということを行ってまいりたいと思っております。若い従業員もベテランもどんどん提言できる、夢のある、元気のある会社にしてまいりたいというふうに思っております。何とぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

司会:当社からの説明は以上でございます。このあと皆さんからご質問をお受けいたします。ご質問のある方は挙手をいただきまして、マイクがまいりましたらご所属とお名前に続いてご質問を頂戴したいと思います。ではどうぞ、先頭の方。 本文:4,109文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:2/21(水) 5:53
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