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「アンナチュラル」ヒットの意外な理由 脚本家・野木亜紀子&プロデューサーが明かす

2/15(木) 6:00配信

シネマトゥデイ

 大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子脚本、石原さとみ主演の連続ドラマ「アンナチュラル」(TBS系・毎週金曜夜10時)の脚本家・野木とプロデューサーの新井順子が、高視聴率に結び付いた意外な背景を明かした。

【写真】「アンナチュラル」キャスト集合

 法医解剖医・三澄ミコト(石原)ら不自然な死を遂げた遺体が運び込まれる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」のスペシャリストたちの活躍を描くミステリー仕立ての本作。「法医学」というテーマを扱っているだけに、法医学をはじめ物理学、弁護士などさまざまな分野のエキスパートに取材し、脚本に労力を割いたというがその苦労が結実したのか、視聴者層を予想以上に広げられたと新井プロデューサーは話す。

 「視聴率を10%以上獲得するには、F1層(20~34歳の女性)、F2層(35~49歳の女性)のほか、F3層(50歳以上の女性)をとりこむことが必須とされており、特にF3層にわかりやすい内容を心掛けていました。ところが、ふたをあけてみるとM3層(50歳以上の男性)がものすごくついてきてくれていて、結果的にF1、F2、F3、M3と4つの層を獲得できました。社会的、ハードな題材を扱っていることが影響したのかもしれません」。

 しかし一方で、集団練炭自殺を扱った第2話が昨年、神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が発見された事件と酷似していると指摘する視聴者の声もあり、野木は複雑な心境を明かす。「第2話を書いたのは(事件が起きる前の)昨年の7月。偶然とはいえ、実際の事件を連想させるような内容を不快に思われる方もいらっしゃると思うので、書いている方はひやひやします」。脚本は最終話に至るまで昨年のうちに書き上げられているが、今後放送される回にも実際に起きた事件を連想させるような事象がみられるという。

 また、キャストの中で特に爆発的な人気を見せているのが井浦新。3,000件もの解剖実績を誇る優秀な法医学者にして、口が悪く性格に難アリ。ミコトとしばしば衝突するくせ者の中堂系を演じている。新井いわく「井浦さんのInstagramのフォロワー数が1か月で2万人増えたそうです。よく街中で『女子中高生とか若い方に声をかけられるようになった』とおっしゃっていました(笑)」。そんな中堂はかつて恋人を殺され、その遺体を自ら解剖せねばならなかった壮絶な過去があり、事件の真相を追う彼と、彼と同じく哀しい過去を背負うミコトとの関係が肝となってくるようだ。

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最終更新:2/15(木) 6:00
シネマトゥデイ