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ごみ減量、市民の実践紹介 浜松のNPOが冊子作製

2/15(木) 8:08配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 浜松市西区のNPO法人「エコライフはままつ」は、市民が日常的に実践しているごみ減量行動を聞き取り調査してまとめた冊子「スッキリ エコ自慢」を作製した。主婦に加え、小中高生や大学生の取り組みも紹介する親しみやすい内容で、高根美保事務局長は「手にした一人一人にもったいない精神が芽生え、できることから取り組むきっかけになれば」と話している。

 「無料配布しているプラスチックのスプーンを再利用する」「使い終わった歯ブラシは掃除に使う」「外食時には残った料理を持ち帰ることができる店を選ぶ」「靴下の上下を切って包帯の代わりに使う」-。NPOのメンバーが環境イベントなどに出向いて家族連れなどから聞き集めた200を超える実例の中から約65例を紹介している。

 冊子はA5判カラー16ページ。「キッチン編」「子ども部屋編」「お風呂・トイレ編」「買い物編」など項目ごとにイラストも入れてまとめた。NPOが推奨するごみ減量行動も掲載し、一例として4人分のカレーを調理する際には野菜くずの乾燥などでごみは半減できるとしている。

 今後は冊子を読んだ市民らが意見交換ができるイベントの開催も検討しているという。

 くしくも市南部清掃工場が設備の不具合で焼却炉の稼働を一部停止している。市が市民にごみ減量を呼び掛ける「非常事態宣言」が出る中、高根事務局長は「家庭や個人それぞれに合った対策がある。市民の意識を底上げしたい」と言葉に力を込める。

 冊子は市内で開かれる地域活性化イベントや市西部清掃工場などで配布する。問い合わせは同NPO<電053(440)0006>へ。

静岡新聞社