ここから本文です

返礼に高齢者見守り 行方市・ふるさと納税

2/15(木) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ

行方市は14日、家族に代わって高齢者などを見守る日本郵便の「郵便局のみまもりサービス」を、ふるさと納税の返礼品として新たに加えた。県内では初めて。同市麻生の市役所で同日、同市と日本郵便の協定締結式が行われた。

同サービスは2種類あり「みまもり訪問サービス」は、郵便局社員が月1回、寄付者が指名した離れて暮らす親などの自宅を訪問し、体調の確認や心配事など最大10項目の聞き取り、聞き取り内容のメール通知を行う。生活状況を撮影した写真による報告も含まれる。「みまもりでんわサービス」は、利用者へ自動音声により毎日決まった時間に電話で体調確認するもの。利用者がその日の体調を電話機のボタンを押して回答することで、内容がリアルタイムに家族などにメールで報告される。

「みまもり訪問サービス」は同市への5万円の寄付で6カ月間、「みまもりでんわサービス」は2万円(固定電話コース)の寄付で6カ月間サービスが受けられる。ほかにも、1年間のサービスもある。

締結式で、日本郵便の黒田剛史茨城東部地区統括局長は「自治体の皆さまと連携し、地域のために仕事をしたい」とあいさつ。鈴木周也市長は「高齢化率が33%の本市において、住民だけでなく地域を見守る目が増えることは大変心強い」と話した。

同市ではこれまでも、ふるさと納税の返礼品として、特産品などだけでなく、弁当配達員による高齢者の安否確認、お墓の清掃代行など「実家の見守り」のサービスを導入している。 (三次豪)

茨城新聞社