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<五輪カーリング>男子、必然の金星 初戦からショット好調

2/15(木) 11:02配信

毎日新聞

 第10エンド、両角友が赤いストーンをハウス(円)からはじき出すと、逆転の目が消えたノルウェーが最後の1投を投げることなく、負けを認めて互いの健闘をたたえる握手を求めてきた。大事な初戦で、世界ランキング3位の強豪を破って勝利。日本男子にとって、五輪では1998年長野大会以来20年ぶりの白星だ。

 司令塔役のスキップの指示通りに投げられたかを評価するショット成功率で、ノルウェーの79%に対して日本は84%と上回った。SC軽井沢クの選手たちは、練習で多い日には100回から200回を投げ込んできた。シーズンオフには走り込みなど下半身を強化。フォームが安定し、どのような状況でも対応できる準備をしてきた成果が早速表れた。

 スキップの両角友は今回の五輪で、4連覇を狙う世界1位のカナダ、2位のスウェーデンの2強は別格としても、3位以下には勝てると見立てている。日本は世界8位。五輪こそ長く遠ざかっていたが、2016年世界選手権では過去最高の4位に入った。「世界選手権には毎年出ているからこそ(力関係が)分かる」。この日の勝利も想定通り。派手に喜ぶようなことはなかった。【田原和宏】

最終更新:2/15(木) 11:23
毎日新聞