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テレビ会議で避難手順確認 浜岡原発事故を想定、図上訓練

2/15(木) 17:07配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県と中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の周辺11市町による同原発の過酷事故を想定した原子力防災訓練が15日、牧之原市の原子力防災センターを中心に始まった。16日まで。初日は各自治体職員や防災関係機関などから計120人が参加し、県内123カ所での緊急時モニタリングや住民の広域避難を進める手順を図上訓練で確認した。

 同センターは、事故が発生した場合に原発(オンサイト)から離れた外部(オフサイト)で現地の応急対策をとるための対策拠点の機能を果たす。訓練は、同原発4号機で緊急事態が発生した2日後の想定で始まり、集まった参加者は住民避難の状況や受け入れ先自治体の体制などの情報収集に当たった。

 集めた情報を基に同センターと県庁、国、11市町がテレビ会議を実施した。一時移転範囲の決定や退域時検査場所を設置する段取りを確かめたほか、放射性物質が放出されたとして避難手段や避難ルートの確認も行った。

 16日に行う実動訓練には、原発31キロ圏の住民約300人を含む計800人が参加予定。県内2カ所で退域時避難検査場所の開設訓練を行うほか、避難所への振り分け機能を持つ「避難経由所」の運営訓練を初めて実施する。県の広域避難計画で避難者の受け入れ先になっている12都県から防災担当者らが視察に訪れる。

静岡新聞社