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米退役軍人長官が公金不正使用か=夫人の出張同伴で偽装―監察官

2/15(木) 9:06配信

時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米政権の閣僚のシュルキン退役軍人長官が昨年7月の欧州出張の際、公金を不正に使用した疑いがあることが分かった。

 退役軍人省の監察官室が14日、発表した。同伴した夫人の公費出張が認められるよう、公的な招待があるかのように同氏の首席補佐官が資料を偽装し、承認を受けていたとしている。

 監察結果によると、シュルキン長官は英国での「退役軍人省サミット」などに出席するため10日間の日程で欧州を訪問。同省の倫理担当責任者は当初、夫人同伴を認めなかったが、首席補佐官は夫人同席が必要な理由として、デンマーク政府から賞の授与があるかのように説明し、承認を得たという。この際、首席補佐官は別の職員とやりとりしたメールを改ざんして提出していた。

 一連の日程でシュルキン長官は同省職員を私的なガイド役として使っていたほか、チケットの贈答を受けて夫妻でウィンブルドン選手権の女子決勝戦を観戦していたことも分かった。

 シュルキン氏は監察官に対し、出張承認の手続きには一切関与していないと説明。USAトゥデー紙に対し、「スタッフを信頼していたが、私自身が疑問を持つべきだった」と語った。 

最終更新:2/15(木) 9:10
時事通信