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〔東京外為〕ドル、106円台前半=終盤に一段安(15日午後5時)

2/15(木) 17:30配信

時事通信

 15日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、終盤に売りが強まり、1ドル=106円台前半へ一段安となった。午後5時現在、106円36~36銭と前日(午後5時、107円40~40銭)比1円04銭の大幅ドル安・円高。
 東京の早朝は、海外市場の流れを引き継いでドル売り優勢となり、106円90銭台から106円40銭台へと軟化した。午前9時以降は、五・十日に伴う国内輸入企業のドル買いや堅調な日経平均に支えられ、106円90銭付近へ浮上。しかし午前10時半頃に麻生財務相がドル安・円高進行について「特別に介入しなければならない状況ではない」と発言。一部投資家が「円高容認と受け取った」(外為仲介業者)ことから反落し、正午前に106円30銭付近へと値を下げた。午後は売りが一服し、おおむね106円30~60銭でもみ合いが続いた。欧州時間に入ると、対欧州通貨でのドル売りが強まり、ドル円も一時106円10銭台に続落した。
 ドル円は、「円ショートポジションの解消に加えて、投機的なドル売りが重なり、下落トレンドが強まっている」(外資系証券)という。麻生氏の発言をめぐっては、「投機筋による円買いの口実にされた」(シンクタンク)と指摘されている。また、直近の3日ほどは「実需筋のドル買い注文が少ない」(大手信託)こともドル円の下げを強める要因とみられる。
 ユーロは対円、対ドルとも上昇した。午後5時現在、1ユーロ=132円94~95銭(前日午後5時、132円88~89銭)、対ドルでは1.2499~2500ドル(同1.2372~2373ドル)。

最終更新:2/15(木) 20:29
時事通信