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「汚水だめ」と化したボラカイ島の海、2か月で浄化せよ 比政府

2/15(木) 16:05配信

AFP=時事

【AFP=時事】フィリピンの環境天然資源省は、人気リゾート地ボラカイ(Boracay)島の観光事業者に対し、2か月以内に水質浄化措置を取らなければ営業停止処分を科すと発表した。ボラカイ島をめぐってはロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領が先週、観光客が糞尿で汚染された海を泳いでいるとしてリゾート地閉鎖を警告していた。

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 歯に衣を着せない物言いで知られるドゥテルテ大統領は、ボラカイ島のホテルや飲食店などの事業者が海に下水を垂れ流し「汚水だめ」にしてしまったと非難していた。

 環境天然資源省によると、島内の300事業者を対象に公衆衛生基準などの違反の有無を評価し、うち51事業者に環境規制違反で既に是正勧告を出したという。違反していた事業者の大半は、島の排水溝から未処理のままの汚水を海に廃棄していたとされる。

 ロイ・シマトゥ(Roy Cimatu)環境天然資源相は、省公式ウェブサイトに掲載された声明で「2か月の猶予期間内に法に準拠しない場合、営業停止にする」と表明した。

 首都マニラの南方308キロに位置するボラカイ島は、白い砂浜が美しいフィリピン有数の人気観光地で、年間約200万人が訪れる。面積1000ヘクタールほどの小島に約500の観光事業者が軒を連ねるが、物資のほとんどは近隣の港からの船荷に頼っている。

 ワンダコラソン・テオ(Wanda Teo)観光相は、ボラカイ島には「大掃除」が必要だと指摘した上で、浄化の取り組みは「ボラカイ島を丸ごと保全し、持続可能にするためわれわれが飲み下さなければならない苦い薬」だと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

最終更新:2/15(木) 16:09
AFP=時事