ここから本文です

北の美女応援団 アイホ&フィギュア会場で見せた“別の顔”

2/15(木) 16:41配信

東スポWeb

 北の“美女応援団”を追跡すると意外な光景が――。平昌冬季五輪は14日、アイスホッケー女子1次リーグB組最終戦の日本―韓国、北朝鮮の合同チーム・コリア(江陵市の関東ホッケーセンター)が行われ、日本が4―1でコリアを下し、3大会13戦目で五輪初勝利を果たした。観客は約9割が韓国人という完全アウェー。会場には北朝鮮の美女応援団も駆けつけ、合同チームが敗れたにもかかわらず南北融和ムードに満ちて、観客は満足げだった。本紙はこの日の美女応援団の動きをつぶさに観察、その素顔を垣間見た。

 4100人満員の観客席のほとんどが韓国人。220人の北朝鮮美女軍団も加わって、日本はこれまでにない逆境に立たされたが、第1ピリオド1分7秒でエースFW久保英恵(35=西武)が先制ゴール、同3分58秒には小野粧子(36=御影グレッズ)が追加点を挙げた。第2ピリオドでコリアに1点を返されるが、第3ピリオドで2点を追加し、うれしい五輪初勝利をモノにした。

 そんな試合のなか、美女応援団に火が付いたのは2―1の1点差に詰め寄った第2ピリオドだ。会場3か所に陣取った美女らは負けずに「イギョラ(勝て)!」と統一旗を振って黄色い声を出し続けた。コリアにパスが渡ると大絶叫だ。

 トリッキーなダンスや、北の歌謡曲をアレンジした応援歌を披露するなど、独自の応援を繰り返していたが、韓国の若い応援団との“南北ウエーブ”を何度も成功させるようになった。

 美女応援団の前には北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長のそっくりさんで、開会式会場にも来ていた中国系オーストラリア人ミュージシャン・ハワードさんが現れ、つまみ出されるハプニングも。

 それでも、応援むなしく大敗。負け試合となると途中で怒って帰ることが多い韓国人だが、南北合同チームの健闘だっただけに、試合後も南北融和の余韻に浸る観客が数多く残り、まるでコリアが勝利したかのような異様な雰囲気になった。

 ホッケー会場では、韓国応援団と“融和”し、なごやかなムードを醸し出した美女軍団。だが、本紙はこの日、美女たちの“別の顔”もキャッチしていた。

 この日の午前、美女軍団はフィギュアスケート、ペアのショートプログラム(SP)に出場する自国選手の応援に、江陵アイスアリーナにも現れていた。韓国ペアの出番では統一旗を振り熱心に応援したが、それ以外は拍手や声援を全く送らず、ひたすら沈黙。北朝鮮のリョム・テオク、キム・ジュシク組が登場するや、北朝鮮の国旗を振って2人の名前を絶叫、連呼しまくった。

 休憩時間になると、地元韓国人はもちろん、世界中からの観客が美女軍団席を取り囲む。会場案内役の韓国人ボランティアまでがスマホを取り出し、美女軍団をバックに自撮りを始める始末。

 人前では“生理現象”も我慢するのかと思いきや、演技の合間を縫ってトイレ休憩はあった。とはいえ、個別でトイレに行くのは許されていないのか、なんと整然と列を作って“連れション”。徹底した集団行動だ。

 間近で見る美女たちは、ポッチャリ美人も多く、さすがは裕福な子女の選抜チームだと実感する。みな薄化粧で、素顔で勝負できるキレイどころが確かに揃っている。

 自国選手が出番を終えると、残り半分のプログラムを残し、突如みんなで退席。会場にいた朝鮮総連の応援団にお礼と別れの言葉を掛け、隊列を作って出口へ。そんな中、何人もが目頭を押さえたり、目を腫らし泣いていたのが印象的だった。役目を終えた達成感からなのか、人間味ある素顔を感じさせた。

 ペアのSPで北朝鮮は11位で15日のフリーに進出し、韓国、日本は敗退した。

 一方、アイスホッケーの試合が終わった後の美女軍団は、感極まった韓国の若い男女に駆け寄られると、それに答えるように「タシマンナプシダ(またお会いしましょう)」をハーモニーまでかけて歌い上げ、笑顔で手を振り去っていった。

 冬のスポーツの祭典・平昌五輪は、美女たちの目にどのように映っていたのだろうか。

最終更新:2/15(木) 21:06
東スポWeb