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<ギャンブル>依存相談拠点を財団が開設 カジノ誘致の大阪

2/15(木) 13:00配信

毎日新聞

 ギャンブル依存症などからの回復を支援している一般財団法人「ワンネスグループ」(本部・奈良県大和高田市)は14日、相談拠点「問題ギャンブル対策センター大阪」を大阪市住之江区の人工島・咲洲(さきしま)のアジア太平洋トレードセンター(ATC)に開設した。隣接する夢洲(ゆめしま)には、大阪府・市がカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を進めている。同法人は「支援の手がそばにあることをアピールしたい」と強調する。

 同様の拠点は横浜に次ぎ2カ所目。依存症の経験者が常駐して相談に乗り、セミナーを開くスペースも。依存症につながりかねない幼少期の虐待や家庭内暴力、いじめなどを体験した人への対応や、心の健康を取り戻すためのワークショップなども進めたい意向だ。

 同法人は2005年結成。通所型拠点の他、共同生活で回復を目指す入所型施設が名古屋や沖縄など8カ所にあり、11年から実施する独自の回復プログラムは昨年末までに延べ233人が利用した。大阪のセンター長を務める三宅隆之・同法人共同代表(43)は「民間としてできる手助けを追求し、セーフティーネットを構築したい」と意気込む。

 開所時間は平日午前10時~午後5時。同センター(06・6115・7395)。【藤顕一郎】

最終更新:2/15(木) 13:16
毎日新聞