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<コインチェック>顧客が集団提訴 5人と法人2社返還求め

2/15(木) 18:20配信

毎日新聞

 仮想通貨交換業者「コインチェック」(東京都渋谷区)から約580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した問題で、顧客5人と法人2社が15日、ネムを含む総額約2000万円相当の仮想通貨を返還するよう同社に求め、東京地裁に提訴した。この問題を巡る集団提訴は初とみられる。

 東京・霞が関の司法記者クラブで同日、記者会見した弁護団によると、原告は昨年3月以降にネムなど12種類の仮想通貨を購入して同社に預けていたが、不正流出が発覚した1月26日以降、引き出せなくなっているとしている。コインチェック側はネムについては日本円での返金を表明しているが、「価値が下落しており、円での返金は損になる」として、仮想通貨での返還を求めるという。原告の20代男性は、会見で「信頼していたので(流出には)驚いた。一刻も早く返還してほしい」と語った。

 弁護団によると、この問題の相談者は既に約1000人に上り、追加提訴も予定しているという。今後、仮想通貨の価値の下落分に相当する損害の賠償を求めることも検討する。【近松仁太郎】

最終更新:2/15(木) 20:19
毎日新聞