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<トワイライト>内装品を敦賀市に無償譲渡へ 観光で再利用

2/15(木) 18:41配信

毎日新聞

 2015年に引退したJR西日本の豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」のテーブルや椅子などの内装品約120点が福井県敦賀市に無償譲渡されることになった。市は22年度末の北陸新幹線敦賀開業を見据え、市の観光拠点・金ケ崎地区のカフェやレストランなどで再利用する方針で、観光客に往時の旅情を味わってもらう。

 トワイライトエクスプレスは1989年に運行を開始し、大阪-札幌間を敦賀を含めた日本海沿岸経由で結んだ。食堂車で本格的なフランス料理が提供されるなど豪華なサービスや設備が人気で、鉄道ファンにとどまらず多くの人に愛された。

 JR敦賀駅では、トワイライトエクスプレスの上り列車の機関車交換が行われ、鉄道ファンが写真撮影や見学に訪れるなど、敦賀市との関係も深い。このため、市は引退前から車両や内装品の無償譲渡を打診。車両はアスベストが含まれているため、所有権を移転できないことが分かったが、内装品については先月、JRと協定を締結して譲渡されることが決まった。

 譲渡されるのは、食堂車のテーブルや卓上スタンド、サロンカーのソファとテーブルのセット、寝台車のルームナンバープレートなど。市は金ケ崎地区に鉄道遺産を集めるなど観光の拠点化を目指しており、市の担当者は「活用方法や展示の仕方を工夫して観光の目玉の一つにしたい」と話している。【近藤諭】

最終更新:2/15(木) 18:47
毎日新聞