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攻め抜いた35歳=アルペンで最年長金―スビンダル〔五輪・アルペン〕

2/15(木) 16:43配信

時事通信

 35歳のスビンダルが、アルペンスキーで五輪史上最年長の金メダリストになった。同郷のヤンスルードや昨年の世界選手権覇者フォイツを抑え、滑降ではノルウェー勢初の頂点に。「ものすごくうれしい。W杯の勝利とはひと味違う」。189センチの大きな体で表彰台に立つと、誇らしそうな表情で両手を突き上げた。
 標高差825メートルのコースは難易度が低く、いかに攻められるかがポイントだった。スビンダルは中盤で小さなこぶに跳ね上げられそうになっても、スキーを押さえつけてすぐに体勢を整えた。平均時速106.47キロ。勇敢さと百戦錬磨の経験を武器に減速を抑え、誰よりも果敢なレースを展開した。
 危険な競技がゆえに体のあちこちを負傷してきたが、そのたびに復帰した。2010年バンクーバー五輪では金、銀、銅メダルを獲得。最近では基金を設立して競技普及に励み、けがをした子供らを支援する。4度目の大舞台で手にした自身2個目の金メダル。「これがたぶん最後の五輪だろうけど、特別な一日になった」。口ぶりに実感がこもった。(時事)

最終更新:2/15(木) 16:50
時事通信