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京鹿の子絞り、障害者ら挑戦 京都で体験会

2/15(木) 12:32配信

京都新聞

 就労促進のため障害者が後継者不足に悩む伝統産業の作業に触れる体験会がこのほど、京都市中京区のウィングス京都で開かれた。参加した男女28人が針と糸を手に、京鹿の子絞りに挑戦した。
 京鹿の子絞りの老舗「種田」(京都市下京区)の職人雇用の機会として、委託を受けた障害者や高齢者福祉活動を行うNPO法人チュラキューブ(大阪市)が実施した。京都市の補助事業の一環。
 下絵や染めなどさまざまな工程のうち、図案に沿ってなみ縫いをする「糸入れ」と、「針疋田絞り」の二つを行った。
 参加者たちは針の持ち方から教わり、梅の花の形に糸を通した。絞り職人村上友司さん(65)が絞りを実演し、「最初はできないが、何度も練習して作品に仕上がった喜びはすごい」とやりがいを伝えた。参加した徳田法子さん(30)は「刺し子が趣味で針に慣れているけど難しかった。だんだん楽しくなってきた」と話した。

最終更新:2/15(木) 12:32
京都新聞