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市役所増築予定地からヒ素と鉛検出 滋賀、完成3カ月遅れ

2/15(木) 22:47配信

京都新聞

 滋賀県彦根市は15日、耐震補強・増築工事が進む市役所本庁舎増築棟予定地から土壌汚染対策法の基準値を超えるヒ素と鉛を検出したと発表した。詳しい調査が必要なため、2019年3月予定の工事完了や同年5月の仮庁舎からの引っ越しなどが最低でも3カ月遅れる見込みという。
 市によると、増築棟の基礎工事を行うにあたり、2800平方メートルある建設予定地内の28地点について、深さ1・5メートル、2・5メートル、3・5メートルの3カ所で土壌調査を昨年12月と今年1月に実施した。その結果、計84カ所のうち12カ所から、土壌溶出量基準値(水1リットル当たり0・01ミリグラム以下)を超えるヒ素0・011~0・044ミリグラムと鉛0・011~0・053ミリグラムを検出したという。
 市は「撤去し、処理施設で処分するため、運搬なども含め最低でも1億円以上の経費が必要となる」と説明。調査がさらに1~2カ月かかるため、工事が遅れるという。市によると、増築棟予定地には1970年ごろまで旧大蔵省印刷局の工場があったという。

最終更新:2/15(木) 22:47
京都新聞