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平野の4回転、始まりはソチ=技の難度増したハーフパイプ〔五輪・スノーボード〕

2/15(木) 17:56配信

時事通信

 【平昌時事】平昌五輪のスノーボード男子ハーフパイプで14日、平野歩夢(木下グループ)が2大会連続となる銀メダルを獲得した。金メダルのホワイト(米国)とともに4回転の連続技を成功させ、新たな時代を示した今大会。平野は「4年前から、こうなると思っていた」と明かした。
 前回のソチ五輪。ポドラドチコフ(スイス)が金メダルを取る決め手となったのが、通常と逆の足で踏み切る縦2回転横4回転の「キャブ・ダブルコーク1440」だった。当時4回転を跳べたのは世界で数人。足首の不安から挑戦できず、銀メダルだった平野は「4年後には連続で出さなければ勝てない状況になると感じた。すぐに(習得に)動きだして、技に近づくイメージをしていた」と振り返る。
 平野は空中姿勢の美しさや技の完成度を指す要素で評価が高い。それに満足せず、技の難度に重点を置いてきた。1年前に転倒で大けがをしながらも、「大会に出続けていくなら(新技が)必要」と挑み続ける覚悟を決めた。
 より競技性を求めるか、スノーボードならではの表現力を高めるか。今大会はバックサイドの大技を持つジェームズ(オーストラリア)も表彰台に。一方で、予選で敗退したソチ銅メダリストの平岡卓(バートン)は「これ以上競技的になれば、自分が好きなもともとのスノーボードじゃなくなる」と言った。トップ選手の在り方を問われているが、平野は「頭を整理して、自分もこの先に向かえればいい」。4年後のリベンジへ、また走りだす。(時事)

最終更新:2/15(木) 18:25
時事通信