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<森友>地中ごみの深さ、国とすり合わせ 共産が録音データ

2/15(木) 21:52配信

毎日新聞

 学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、共産党は15日、国と学園が2016年3月に協議した際の録音データの全内容を公表した。値引きをするため、両者が地中ごみが見つかった深さに関する認識をすり合わせた内容で、共産党はこの日の国会で改めて交渉の経緯を追及した。

 音声データは16年3月30日に学園側が録音したとみられ、昨年11月の国会でも共産党が一部を取り上げた。

 学園は国有地に小学校を建設する計画で15年、地下3メートルまでの地下埋設物撤去工事を実施。16年3月11日、深さ9メートルのくい打ち工事を実施する過程で「新たなごみ」が見つかったとして国に対応を要求していた。

 音声データによると、国側はごみを撤去すると翌春の小学校開校に間に合わないため、撤去費相当を値引いて売却することを提案。「(地下3メートルよりも)下にあるごみは国が知らなかった事実なんで、きっちりやる必要はあるというストーリーはイメージしている」と発言した。

 しかし、ごみの深さは正確に分かっていなかったため、学園側が「3メートルより下からはたくさん出てきていない」「断言できない」と応じると、国側が「虚偽にならないように『混在している』と。3メートル超も一定あるということ」と修正する場面もあった。財務省の太田充理財局長は「必要な手順の協議をしていたとの認識」と答弁した。【岡村崇、宮嶋梓帆】

最終更新:2/16(金) 12:55
毎日新聞