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ヘリからボルトなど落下 舞鶴・第23航空隊指令が陳謝 飛行自粛も

2/15(木) 10:48配信

産経新聞

 第23航空隊(京都府舞鶴市)所属の哨戒ヘリ「SH-60K」からボルトなどが脱落した問題を受け、同航空隊司令の西尾透1等海佐が14日、舞鶴航空基地(同市長浜)で会見した。飛行中に脱落した可能性があることから、原因を特定して再発防止策を講じるまで、飛行を自粛する考えを示した。

 会見した西尾司令は「非常に重く受け止めている。ヘリの入念な点検をしている中で、このような状況にいたったことは反省しています」と陳謝した。飛行コースの自治体からは、被害の連絡はないという。

 ボルトなどの脱落があった哨戒ヘリは13日午前11時5分~午後4時50分、訓練飛行で同航空基地と館山航空基地(千葉県館山市)の計約950キロを往復。京都や大津、名古屋、津の各市の上空を高度750~3500メートルで飛行した。

 舞鶴に着陸後、ボルトと緩みを防止する部品「ワッシャー」(座金(ざがね))3個がなくなっているのが判明。ともにヘリ左側面のソノブイ(つり下げ式ソナー)のカバー(縦95センチ、横90センチ)を取り付けている計16本のうち1本分だった。

 脱落があった哨戒ヘリは平成23年3月に運用が始まり、これまでに3031・5時間飛行。館山航空基地を経て、今年1月31日に舞鶴航空基地に配備されたばかり。1月18日、館山航空基地での定期点検で、ボルトを外して再度取り付けていたという。

 第23航空隊は、佐賀県神埼(かんざき)市で今月5日発生した陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプター墜落事故を受け、6日にヘリの点検を実施しており、その際に異常はなかった。13日は飛行90分前に整備員、45分前に乗員がボルトを触るなどして緩んでいないことを確認していた。14日は哨戒ヘリの飛行を自粛し、全機の点検と原因調査を進めている。

最終更新:2/15(木) 10:52
産経新聞