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栃木ブレックス加入から1年を経た生原秀将(前編)「一歩引きながらの1年目」

2/15(木) 11:10配信

バスケット・カウント

文=鈴木健一郎 写真=バスケット・カウント編集部、B.LEAGUE


筑波大のインカレ3連覇に貢献し、鳴り物入りで栃木ブレックスに加入した生原秀将。田臥勇太を筆頭にポイントガードの層が厚いチームを選び、レベルの高い環境で切磋琢磨を続けている。大学バスケ界のエリートがBリーグのトップチームに飛び込んで、どんな経験をしているのか。チーム加入から1年を経た今、生原に話を聞いた。

栃木ブレックス加入から1年を経た生原秀将(後編)「学びたいから変化した思い」

「学びたい」という気持ちが栃木入りの決め手に

──特別指定選手として栃木に加入してから1年。今回はこの間の成長や意識の変化について聞かせてください。まず1年前に戻りますが、栃木という選択は迷わず決まったのですか?

いろんな選択肢がある中で結構迷いました。ポイントガードとして試合に出るのが簡単じゃないチームで、それは周りもそう思っていたでしょうし、僕自身もそう思いました。それでも試合に出たいという欲より、田臥さんやナベさんはリーグで1、2のポイントガードだと思うので、学びたいという気持ちで決めました。

筑波大の1つ上の先輩に藤岡(麻菜美)さんがいるのですが、迷っていた時に電話で相談しました。そこで教えてもらったのが、藤岡さんがJX-ENEOSサンフラワーズを選んだ理由です。藤岡さんは「私は代表でプレーしたいから、そのためには代表がたくさんいるチームに入った。そこでしか味わえない日々の練習の経験がある」と。それが決め手の一つになりました。

──田臥勇太選手や渡邉裕規選手といった栃木のポイントガードはどんな印象でした?

もともと日本のバスケットはあまり見ていなかったのですが、大学1年の時に白鴎大学に練習試合に行くことがあって、その帰りに小山でのブレックスの試合を大学のみんなで見に行ったんです。それまで田臥さんのプレーはテレビでしか見たことがなかったし、日本に戻ってからのプレーを見る機会も多くはなかったので、その小山で見た田臥さんのプレーは衝撃的でした。そこからブレックスに一目置いていた、というのはあります。

そして大学3年の時に関東選抜に入って、栃木と練習試合をしたんです。田臥さんはいなかったんですけど、そこにはナベさんが出ていて。僕は体調を崩してベンチで見ていたんですけど、その時のナベさんのプレーを見て「控えにもこんなすごい人がいるんだ!」と思いました。ナベさんのすごさをはっきり認識したのはその時ですね。

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