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「よくやった!」 父母が、町長が、応援団が再びの快挙に歓喜 高木美帆選手銅メダル

2/15(木) 13:02配信

十勝毎日新聞 電子版

 幕別町出身の高木美帆選手(23)が14日、平昌五輪・スピードスケート女子1000メートルで銅メダルに輝いた。銀メダルの小平奈緒選手(31)とともに表彰台に上がり、会場の江陵オーバルで観戦した父愛徳(よしのり)さん(60)や母美佐子さん(55)、親戚、飯田晴義町長ら幕別の関係者などによる応援団23人は2日前の1500メートル「銀」に続く快挙に沸いた。

 高木選手の2組前にヨリン・テルモルス選手(オランダ)が五輪新記録を樹立。会場のざわめきが残る中、冷静にアップする高木選手に家族らが「頑張って」などとエールを送った。

 14組目に登場した高木選手が同走選手を突き放す滑りを見せると「行け!」「最後まで!」と大声援。電光掲示板に「2位」の表示が出ると関係者は一瞬表情を曇らせたが「よくやった」と大きな拍手を送った。

 続く15組の小平選手に抜かれ、最終16組が滑り終えた瞬間、銅メダルが確定。美佐子さんは「銅? 良かった」と周囲に確認し、安堵(あんど)の表情。「まだ滑る選手がいると思っていた。小平さんと2位、3位がそろって取れてうれしい」と顔をほころばせた。

 日の丸を持っての滑走やフラワーセレモニーでは応援団からの拍手と歓声が降り注いだ。冬季五輪の同一大会で日本人女子選手が複数のメダルを獲得するのは初めて。愛徳さんは「おつかれさまと声を掛けてあげたい」と喜びをかみしめ、これまでの種目と比べて早い時間帯での開催とあって「十勝のスケートをやっている子どもたちが見て、何かプラスになればうれしい」と話した。

 関係者による応援団は15日に帰国するが、家族は姉菜那選手(25)の5000メートルとマススタート、姉妹が出場予定の団体追い抜きを現地で観戦する。飯田町長は「ほっとした。1分14秒台を切る素晴らしいタイム。次は団体追い抜きでチームワークによる金メダルを取ってほしい」と期待を寄せた。(松村智裕)

十勝毎日新聞