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「感覚を疑う」寒波の災害対策本部設置日に県外で宴会 町長ら幹部24人 批判の声も

2/15(木) 7:13配信

西日本新聞

 福岡県川崎町で寒波による町営住宅などの漏水被害に対応するため、町が災害対策本部を設置した9日、本部長を務めていた手嶋秀昭町長や副町長ら町幹部計24人が、夜に大分県日田市内のホテルに集合し、退職予定職員の送別会を開いていたことが分かった。直接担当の水道課長は参加しなかったが、対策本部トップの町長ら大半が宿泊し、翌朝まで町内に不在だった。町民や職員からは危機管理意識を問う声も上がっている。

 町などによると、8日に寒波の影響による送水管破損などで町営団地の約150世帯が断水。漏水の通報など約100件の連絡が役場に寄せられた。断水はその日のうちに復旧したが、町は9日に災害対策本部を設置して職員52人態勢で状況を調査。27世帯で漏水を確認した。

「緊急時にどう対応するのか」住民から批判

 こうした対応が終了後、課長級25人が加入する課長会メンバーのうち、水道課長ら4人を除く21人が車に乗り合わせ、約40キロ離れた日田市のホテルに集合。課長会が招いた町長と副町長、教育長も同席し、午後7時半ごろから約2時間の送別会を開いた。宴会後、町長を含め大半が宿泊した。寒い日が続くなどしたため、対策本部の解散は14日夕になってからだった。

 課長会の送別会は恒例行事で、毎年同じホテルを利用し、今回も1カ月以上前に予約したという。

 町内で働く70代男性は「住民が苦労している中、町幹部のほとんどが出払う感覚を疑う。緊急時にどう対応するのか」と批判する。手嶋町長は取材に「危機管理上、好ましくなかった。今後は改める」と話した。

=2018/02/15付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:2/15(木) 10:17
西日本新聞