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広島・福山西部の警察や行政が意見交換 防犯や防災で地域課題を共有

2/15(木) 20:16配信

山陽新聞デジタル

 広島県福山市西部を管轄する警察、消防、行政機関が情報交換会を立ち上げた。3者が定期的に集まって地域を取り巻く課題などを共有。防犯や防災、まちづくりなどに連携して取り組む狙い。

 福山西署、福山地区消防組合西消防署と市の松永、沼隈、内海の3支所で構成。松永支所の呼び掛けで昨年10月に発足した。これまでは、各機関が個別に協力することはあっても定期的に顔を合わせて意見交換する場はなかったという。

 3回目の会合は1日に福山西署であり、代表者ら14人が出席。同署は昨年管内で発生した交通事故や刑事事件、西消防署は火災発生件数や消防の出動状況などをそれぞれ報告。3支所は各地域の世帯数や人口構成などを示し、高齢化が進んでいる現状などを話した。

 この中で、地域社会との関わりが薄い独居高齢者への対応が議題になった。福山西署は「交通事故や特殊詐欺の注意喚起が届かない人がいる。どう接点をつくっていけばいいか」などと問題提起。消防からは「民生委員と協力して1人暮らしの高齢者を対象にした巡回相談をしている。一緒に回ってみては」、行政からは「地域で高齢者の居場所づくりを行っている団体がある。団体との間を取り持つことができる」といった意見が出された。

 呼び掛けの中心となった松永支所の中川善友支所長は「各機関の担当部署を把握しておくだけでも、災害や火災など有事の際にはスムーズな対応につながる。安全安心なまちづくりに向けて、取り組みを効果的なものにしていきたい」と話していた。

 3者は今後、2~3カ月に1回程度、会合を開くという。