ここから本文です

<千葉市官製談合>事務所全職員が関与否定 事件受け聞き取り

2/15(木) 9:45配信

千葉日報オンライン

 千葉市の官製談合事件で、内山恵市容疑者(60)が所長を務める緑土木事務所の職員から市が聞き取り調査をしていたことが14日、市への取材で分かった。職員はいずれも事件への関与を否定したという。千葉県警は入札情報が漏れたとされる工事の設計書作成に携わった職員への事情聴取を行っており、事件の全容解明を進めている。

 市土木管理課によると、市は8、9日、同事務所で所属する職員全28人を対象に聞き取り調査を行った。「事件について知っていることはあるか」などと問いただしたところ、全員が「ない」「決裁以外で(内山容疑者と)関わりはない」と回答。事件への関与も否定した。

 また、入札の適正化について検討する有識者委員会の定例会議が14日、市役所で開かれ、市への意見書で再発防止策を求めることを決めた。

 会議冒頭、市の担当者が事件を報告。委員から、内山容疑者が漏えいしたとされる技術評価点について「決め方はどうなっているのか」「所長は関係しているのか」などと質問があり、担当者は「評価点は審査会が決める」「所長は公表前に資料を見ることができる」などと答弁した。

 委員長の桜井義紀東京下水道エネルギー専務は「コンプライアンスの問題ではあるが、制度上工夫できるかも含めて検討してほしい」と要望。今後、委員の間で意見書案をまとめ、今年度中に熊谷俊人市長に提出する。