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ルイ・ヴィトンはなぜ世界的なヨットレース、アメリカズカップをサポートしているのか?

2/15(木) 18:38配信

VICTORY

現在も継続するスポーツイベントとしては世界でもっとも歴史があるとされているヨットレース、アメリカズカップ。優勝チームに贈られるトロフィーもまた、世界最古のトロフィーとして知られている。そのトロフィーを収めるトロフィーケースを手がけているのが世界的ブランド、ルイ・ヴィトン。同社は特製ケースの製作だけでなく、1983年からアメリカズカップのサポートを務めている。ルイ・ヴィトンはなぜアメリカズカップをサポートしているのか? (文:大塚一樹)

世界最古の歴史を持つアメリカズカップ

スポーツにおいて勝者に贈られる杯や盾を表す「トロフィー」の語源は、ギリシャ語の戦利品を意味するTropaionだと言われている。かつては戦いや狩猟の成果を示すものだったトロフィーは、現代では勝者を讃えるセレモニーに欠かせないものになった。

近代的なスポーツ・トロフィーとして世界最古と伝えられているのが、1851年に始まった国際ヨットレース『アメリカズカップ』の優勝杯、通称“オールドマグ”だ。

アメリカズカップ自体も、近年「世界で一番多くの人が目撃するスポーツの大会」となっているサッカーのワールドカップより79年も古く、1896年にアテネで第1回大会が開催された近代オリンピックや、1860年から続いている英国伝統のゴルフ選手権、“The Open Championship”全英オープンを抑え、世界でもっとも長い歴史と伝統を持つスポーツイベントとして知られている。

そんな由緒正しいアメリカズカップをサポートしているのが、日本でもなじみ深い、世界的なラグジュアリー・ブランド『ルイ・ヴィトン』だ。世界中で流行し、定番となった“モノグラム”をはじめ、デザイン性はもちろん、その技術と品質で、本物を追求する各界の著名人、セレブたちに愛され続けてきたルイ・ヴィトンが、スポーツ、それもヨットレースをサポートしていると聞いて意外に感じる人もいるだろう。

ルイ・ヴィトンとアメリカズカップが歴史の上で初めて交わったのは、1983 年のこと。

アメリカズカップの挑戦艇を決するレースをルイ・ヴィトンが催し、“オールドマグ”とは別に、挑戦者に与えられる独自のトロフィーを授与したのが最初だ。

以来、歴代のトロフィーケースの製作をはじめ、挑戦艇を決定する大会のトロフィーとそのケースの製作などのサポートを行ってきた。

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最終更新:2/15(木) 19:57
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