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「左利きグッズ」推進のメリット、ゼブラは反響受けSNSで“少数意見”参考に

2/15(木) 14:01配信

AbemaTIMES

 2月10日は「左利きグッズの日」。“0(レ)2(フ)10(ト)”と読むことにかけて、日本記念日協会に正式に認定されている。

 「左利きグッズの日」を制定したのは、神奈川県相模原市にある文具店「菊屋浦上商事」の浦上裕生社長。『原宿アベニュー』(AbemaTV)は浦上社長に話を聞いた。

 菊屋浦上商事では左利き用グッズコーナーを設け、ハサミやカッターなどの文房具からおたまなどの調理器具、急須など100点以上を揃えている。その理由について浦上社長は「昔からうちは文房具屋なのでハサミとかカッターは売っていた。20年くらい前に左利きのサークルみたいなものがあって、おたまだとか鎌だとか急須に困っていると言われて、じゃあ左利きグッズコーナーとして色々なものを全部置いちゃえばいいじゃんということで始めた」と説明する。

 また、浦上社長は2017年2月から「レフティー21プロジェクト」を発足し活動を始めた。「メーカーさんと一緒に『こんな商品あったらいいな』という要望を出して作ってもらったり、『これって左利きが使いやすいんじゃないの』という商品をどんな形で広めていくかということをメーカーさんと協業してやっている」という。

 では、メーカー側にとって左利きグッズのプロジェクトへ参加することはどのようなメリットがあるのか。参加社の1社、文具メーカーのゼブラ株式会社・広報室の鈴木由佳さんは「2016年の2月に『サラサドライ』という新しいボールペンを出したところ、予想より多くの左利きの方から使いやすいという声を頂いた。そこで左利きの方にももっと商品を知ってもらえたら良いのではないかと思った」と参加の経緯を話す。

 「サラサドライ」は通常のジェルインクボールペンに比べ速乾性があることを特徴とした商品。左利きの人にとって手が汚れないという点が受け、通常ボールペンは年間100万本売り上げればヒット商品というなか、「サラサドライ」は2年で累計600万本を売り上げた。

 このような経験から左利きの需要も強く意識し始めたという。また、ゼブラでは新商品を発売した後にSNSで商品名を検索。SNSを使い始めたことで少数派の意見も簡単に拾えるようになり、商品を考えるうえで参考にしているそうだ。

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最終更新:2/15(木) 14:01
AbemaTIMES