ここから本文です

被告に懲役14年判決 平塚高3死亡 地裁支部 衝突の事実認定

2/15(木) 15:39配信

カナロコ by 神奈川新聞

 平塚市で2016年7月、横浜市の高校3年の男子生徒が運転するオートバイに乗用車を衝突させ死亡させたとして、傷害致死と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた無職の男(21)の裁判員裁判で、横浜地裁小田原支部(安藤祥一郎裁判長)は14日、求刑通り懲役14年の判決を言い渡した。

 安藤裁判長は被告の同乗者の証言から「乗用車の前部がオートバイの後部に衝突したとみるのが合理的」と衝突の事実を認定。「被害者にけがをさせる危険性の高い行為と分かった上で追跡行為を続けた」とし、衝突の事実と傷害の故意もなかったとする弁護側の主張を退けた。

 その上で「執拗(しつよう)に追跡を続けた卑劣な犯行」と指摘。「被害者に非があるかのような不合理な弁解に終始し、全く反省していない」と述べた。

 判決によると、被告は16年7月4日午前2時50分ごろ、乗用車を運転し、大磯町から平塚市まで約1・6キロにわたって亡くなった男性=当時(18)=のオートバイを平均時速約50キロで追跡。同市内で後ろから乗用車を衝突させ、男性を肺挫傷で死亡させてそのまま逃げた。