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志賀高でほかほか「給食」 4月から提供へ試食会

2/15(木) 1:48配信

北國新聞社

 志賀高で14日、4月から提供が始まる「給食」の試食会が開かれた。友人同士でテーブルを囲んだ生徒は、ほかほかのご飯と熱々のけんちん汁に箸を伸ばし、弁当ではなかなか味わえない温かな食事を楽しんだ。県立高校で事実上の給食を行うのは県内で初めてとなり、低価格で栄養バランスに気を配ったメニューで学校の魅力を高める。

 「給食」は学校の特色づくりの一環として、志賀町の支援を受けて実施する。町内の小中学生の給食を用意する町共同調理場で作られ、希望生徒を対象に中学生向けと同じメニューを1食250円で提供する。高校は義務教育ではないため、学校給食法に基づく給食ではなく「昼食」として扱われる。

 この日は1、2年生と教職員ら約90人分が用意され、「鶏肉のコーンフレーク焼き」と「コンニャクのピリ辛炒め」がおかずに出された。配膳の手順は中学校と同じで、生徒はクラスごとに分かれて、配膳係が慣れた手つきでご飯やおかずを盛り付けた。

 2年の小松聖華(まりか)さん(17)は「中学を卒業して以来で懐かしい。温かい食事はうれしい」と話した。志賀高では現在、生徒の多くが弁当を持参しており、1年の中谷彩花さん(16)は「みんなと弁当の中身を比べるのも楽しいけど、同じメニューを一緒に食べるのもいい」と笑顔を見せた。

 志賀高は今後「給食」を希望する生徒を募り、新たな2、3年生は4月から、新入生は5月から提供を始める。年度内に、町の支援を受けて講義室を改装した専用の昼食スペースを設け、専用の搬入口も整備する。昼食の保管庫や食器類も町が用意する。

北國新聞社

最終更新:2/15(木) 1:48
北國新聞社