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“やさぐれ女”篠原涼子で世界的名作!舞台初主演「また違った刺激」

2/16(金) 5:00配信

サンケイスポーツ

 女優、篠原涼子(44)が世界的名作「アンナ・クリスティ」(7月13~29日、東京・よみうり大手町ホール)で舞台初主演を飾ることが15日、分かった。舞台出演は13年ぶりで、劇中では父親に捨てられ、心のすさんだ“やさぐれ女”を熱演。凜とした女性役に定評があるスター女優は「また違った刺激を自分の中に蓄えたい」と新境地の開拓に燃えている。

 13年ぶりの舞台で初座長に挑む篠原は「すごくワクワクしているのと緊張と両方あります」と思わず武者震いした。

 「アンナ・クリスティ」は1930年に米映画として公開され、ハリウッドの名女優、グレタ・ガルボ(1990年死去、享年84)の主演作で有名。妖艶な雰囲気の美女として人気を集め、映画界ではオードリー・ヘプバーンらと並ぶ伝説的スターとして知られる。

 同作は船長の娘として生まれたアンナが主人公。捨てられた父親と15年ぶりに再会し、船上生活を始めた後、漂流船から救出した水夫と恋仲に。しかし、父親の反対で破局する切ない恋の物語だ。

 映画では屈折した性格のアンナが疲れた様子で「私、ウイスキー飲みたい」と言いながら父親にからむ場面もあり、篠原は今回、心の闇を体現する繊細な演技に挑む。

 フジテレビ系主演作「アンフェア」シリーズなどで見せる凜とした演技が持ち味の篠原。昨年も同局系「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」に主演するなど主に映像作品で活躍してきたが、舞台出演は05年の「天保十二年のシェイクスピア」(演出・蜷川幸雄)以来。さらに初座長を任され、「また違った刺激を自分の中に蓄えたいと思っていたときに、お話をいただいた」と運命を感じている。

 同作の戯曲は1936年にノーベル文学賞を受賞した米作家、ユージン・オニールが手がけ、舞台版は英俳優、ジュード・ロウ(45)らが出演した2011年の英ロンドン公演などが有名。

 日本では初演だが、篠原は「気張らずに(共演者やスタッフら)みなさまとともに良い作品を作り上げていきたい」と自然体をアピールする。

 ガルボに迫る名演に期待がかかる中、「素晴らしい作品なので一生懸命頑張りたい」と宣言。篠原が見せる新しい顔に観客は魅了されそうだ。