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雪の日にワイパーを立てる理由って知ってますか?

2/16(金) 20:03配信

オートックワン

「なんとなくワイパーを立てている」という人も意外と多い

雪が降る日、駐車場に停まった車のワイパーがズラリと立っている。スキー場や降雪地帯ではよく目にする光景ですが、あまり雪が降らない地域でも雪予報の前の晩には目にすることがあります。そもそも、どうして雪が降るとワイパーを立てておく必要があるのでしょうか?

【画像】雪の日はワイパーを立てよう!

あまり雪が降らない地域に住んでいる人は「隣の人がやってるから」という理由だけでワイパーを立てている人も多いと聞きます。そんな「ワイパー立て駐車」ですが、実は色々な理由があって行われていますので、これから1つづつ解説してみたいと思います。

理由その1:ワイパーブレードが凍結して動かなくなるのを防ぐため

まず一番大きな理由として挙げられるのは、ワイパーゴムとフロントガラスが凍結によって貼りついてしまわないようにする為です。車内の温度で暖められたフロントガラスに雪が降ると、雪が溶けて水に変わります。ずっと車内が暖かいままなら水が凍ることはないのですが、エンジンを切って一定時間経つと車内の温度が下がり、フロントガラスに残った水は凍りついてしまいます。

フロントガラスに直接触れている部品はワイパーゴムだけです。ワイパーゴムとフロントガラスが凍ってくっついてしまうと、ワイパー自体が動かなくなってしまい、すぐに車を動かしたくても動かすことができません。

「ワイパー立て駐車」は、雪が降ってもすぐに車を動かせるようにする為、という理由が一番大きいようです。

理由その2:ワイパーのモーターやリンク、ゴムなどの構造部品を保護するため

もしワイパーを立てずに駐車をして、ワイパーブレードが凍ったとします。そんな時すぐに車で出かけたい場合、なんとしてでもワイパーを動かそうと手で無理やり動かしてしまうのはもってのほかです。

ワイパーはさまざまなリンクを介してモーターで動いています。ワイパー自体に負荷がかかると、スプラインや金属でできたリンクなどの構造部品が破損してしまう可能性がありますし、最悪の場合にはモーターが焼き付いて使えなくなってしまう可能性もあります。

また、ワイパーブレードに付いているふき取り用のゴムはとても柔らかい素材でできているので、凍ったまま無理やり動かそうとするとゴムが切れてしまうこともあります。ゴムが切れてきちんとふき取りができないワイパーで雪道を走るのは不可能です。

寒冷地仕様の車の場合は、ワイパーが収まる部分に熱線が仕込まれている車もありますので、その場合はきちんとワイパーに付いた氷が溶けたのを確認してから動かすようにしましょう。

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最終更新:2/20(火) 16:47
オートックワン