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投資適格社債ファンド、大量資金が流出-15年前の設定以来で最大額

2/16(金) 3:59配信

Bloomberg

投資適格級の米社債ファンドから、大量の資金が脱出した。

iシェアーズ・iBoxxドル資適格社債ETF(LQD)から14日に、9億2100万ドル(約980億円)と、1日の流出額として2002年のファンド設定以来最大の資金が引き揚げられた。取引開始時の総資産に対する流出額の割合は2.7%と、金融危機後では最大となった。

前週の記録的償還に続く資金流出で、米金利リスク懸念から社債へのセンチメントが悪化していることが浮き彫りになった。

14日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことを受け、来年末までの米利上げ回数の予想は4回に増えた。

米実質金利とインフレプレミアムの上昇は社債の投資リターンを脅かす。LQDは調整後デュレーションが米債券市場全体の指標に比べて高く、金利変動に対する脆弱(ぜいじゃく)性がある。

原題:Investment-Grade Fund Hit by Biggest Outflow in 15-Year History(抜粋)

Sid Verma

最終更新:2/16(金) 3:59
Bloomberg