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新型新幹線「N700S」出荷! まもなく東海道・山陽新幹線で試運転開始!

2/17(土) 17:27配信

乗りものニュース

愛知&山口生まれの次世代新幹線

乗りものニュース

 東海道・山陽新幹線の新型車両「N700S」。その“出荷”が行われています。

 JR東海は2018年2月17日(土)、同社グループの車両製造工場である日本車輌製造(愛知県豊川市)で、その様子を報道陣へ公開。N700Sの先頭車両がクレーンでつり上げられ、トレーラーへ積載されました。道路が空いている深夜、一般道を走って、およそ50km離れたJR東海の新幹線車両整備工場である浜松工場(静岡県浜松市)へ輸送されます。

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 このたび“出荷”されているのは、N700Sの量産に先立って製造された「確認試験車」。日本車輌製造のほか、日立製作所(山口県下松市)でも分担して製造されており、日立製作所から浜松工場までは海路と陸路での輸送です。

 日本車輌製造より今回“出荷”される車両で16両が出そろい、今後、浜松工場で連結して編成にする作業などが行われます。

N700Sの特徴は? まもなく東海道新幹線に出現!

 N700Sはグリーン車と普通車の全座席にコンセントを用意。ブレーキ性能や省エネ性の向上、機器の小型軽量化、「デュアル スプリーム ウイング形」の先頭形状採用による騒音の低減などを実現するほか、編成を路線に応じて柔軟に組むことが可能。国内外さまざまな場所で使える「標準車両」であることが大きな特徴です。着雪防止対策も強化され、降雪時の遅延抑止も期待されます。

 N700Sの確認試験車は2018年3月20日(火)より、東海道新幹線内から試運転を開始する予定。その成果を生かして、のちに量産車が製造されます。また将来的に、確認試験車はさらなる技術開発のために使う予定とのこと。

 次世代車両N700Sによる営業運転は、2020年度に開始される予定です。

恵 知仁(鉄道ライター)