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「ヒートテック」が暖かい理由

2/18(日) 14:50配信

ウェザーニュース

体から出る水蒸気を取り込んで発熱

 今や冬の定番の一つになった「ヒートテック」の肌着。でも、「ヒートテック」は薄いですよね。それなのに、身につけると、暖かいのはどうしてでしょうか。


 私たちの体からは、常に水蒸気が発散されています。その量は、汗を除いて、成人男性で1日、約550ml。けっこう多いと感じるのでは!? 実は「ヒートテック」の暖かさは、体から発散される水蒸気が大きな役割を果たしています。

 さらにカギになるのは、「ヒートテック」に使われているレーヨンという繊維です。「ヒートテック」を東レと共同開発したユニクロのPRチームに暖かさの“秘密”について聞きました。

 「体から発散される水蒸気をレーヨンが吸着します。レーヨンに吸着した水の分子は、動き回るうちに熱を発していきます。こうして、レーヨンを含む『ヒートテック』の生地が暖かくなるのです」。「レーヨン自体にも発熱する性質がある」というから、「ヒートテック」が暖かいのも、納得できます。生地の暖かさを保つためには、保温も大切です。その保温の機能を主に担っているのは、アクリルという繊維です。

 つまり、「ヒートテック」は主に、レーヨンで発熱し、アクリルで保温することによって、肌着などの生地を暖かくしているのです。

肌に触れるように着たほうが暖かい

 「ヒートテック」の肌着を着る際に、何か注意することはあるのでしょうか。

 「肌着を着る際、コットン製のキャミソールの上に、ヒートテックを着られる方が、ときどきいらっしゃいます。しかし、この着方では、皮膚から出る水蒸気を『ヒートテック』が十分に吸着できない可能性があります。『ヒートテック』を肌に一番近い場所で着たほうが暖かさを感じていただけます」(ユニクロPRチーム)

 さらに、ゆったりサイズよりも、ジャストフィットの「ヒートテック」のほうが、暖かさをより得られるといいます。

 最近は、靴下や手袋、パンツ(ズボン)、毛布などの「ヒートテック」製品も登場しています。上手に活用して、寒い冬を乗り切りたいですね。

ウェザーニュース