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教育費は高等学校まで1人500万円超って本当? 文部科学省のデータを読みこんだら、半分ほど減らせました。

2/19(月) 12:00配信

マネーの達人

本当に子どもにかかる費用っていくらなの?

子どもにかかる費用が、好き勝手に言われていますね。

子育て中(そして家族計画は未完)の身には、まことに鬱陶しい限りです。

そりゃあ、不安をあおって契約を誘うのは伝統的な商法なのですよ。責められない。

しかし広告などを見ていると、やたらめったら積み上げて、全部合計するころには何を積み上げているのかわからないまま「子どもにかかる費用」と断定されていることもあります。

これやっぱり悪質なんじゃないかなぁ。それを見て2人目3人目をあきらめる人もいるかもしれません。

そのお金を稼ぐために、せっかくの子育てを楽しむ時間を犠牲にしている人もいるかもしれません。
今回は、最も信頼できるデータから教育費の最低額を探ってみようと思います。

よく出る数字は、高等学校まで1人500万円超

教育費についての最も信頼できるデータ、それは文部科学省「子供の学習費調査」です。

今回は平成28年度のものを使います。あくまでも最低額を算出したいので、私立の小中高等学校はカットして考えますね。

これは1年間の金額ですので幼稚園(3年制)なら3倍、小学校は6倍、中学校と高等学校は3倍して合計することで、幼稚園から高等学校すなわち18歳までの教育費を算出できます。

それにしたがって最下段「学習費総額」を計算すると、

・ オール公立 合計542万3949円
・ 幼稚園が私立なら617万904円

その後の大学進学を考えると、これはなかなかな負担ですよね…。

なお参考までに、大学4年間にかかる授業料と入学金は、以下の通りです。

私立だと他に施設整備費などの名目でお金が要ります。

参照:文部科学省「子供の学習費調査」

平均は真実を隠す

「大学だけでも大金がかかるのに、それまでにオール公立でも500万円以上もかかるなんて!」

なんて声がきこえてきそうです。

子ども2人で1000万円、3人で1500万円…。

なおオール公立の18年間合計542万3949円を月々に割ると、約2万5111円です。

子ども2人で毎月5万円、3人で毎月7万5000円…。イヤになりますね。しかし、これはあくまで平均値です。そして平均は真実を隠してしまいます。

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最終更新:2/19(月) 12:31
マネーの達人