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「愛ってなんですかね?」村瀬歩&内山昂輝、デビルマン衝撃のラストを振り返る

2018/2/23(金) 17:11配信

BuzzFeed Japan

Netflixで世界配信中の「DEVILMAN Crybaby」。永井豪による漫画「デビルマン」を湯浅政明監督が“完全アニメ化”した全10話だ。【BuzzFeed Japan / 山崎春奈】

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年始の配信から2カ月以上が経ち、国内ならず海外からも反響が続々寄せられている。

BuzzFeed Newsは、湯浅監督に続き、主演声優の二人にインタビュー。飛鳥了役・村瀬歩さん、不動明役・内山昂輝さんに、アフレコ時のエピソード、衝撃的なラストをどう見たか、今後挑戦したい役などを聞いた。

「友人から熱い長文LINEが届きました」

――配信開始から数週間が経ちました。周りの反響はいかがですか?

村瀬:一般の方はもちろんですが、業界的な注目度を特に感じますね。普段はそれほどよくお話をするわけではない先輩からも「面白かった」とわざわざ言っていただいて、会話のきっかけになっています。

内山:配信が始まってすぐに、一般の友達から熱い長文LINEが届きました。

意外だったのは、予想以上に多くの方が全10話を一気に見てくれていること。1カ月、2カ月経ってゆるやかに感想が出てくるのかな? と想像していたのですが全然違いましたね。

年始早々に配信と聞いた時には「お正月休みだと話題になりにくそう」と思っていたのですが、むしろ休暇中だとイッキ見しやすかったんだな、と納得しました。

――実際、完成した作品をご覧になられていかがでしたか?

内山:もう一言で「やべえなあ」。

村瀬:ね、やばかった(笑)。普段からアフレコの時には完成イメージを持つようにしているのですが、今回は想像と違った部分も多かったです。

もっとおどろおどろしく、怖さを煽る感じになるのかと思ったら、ポップなシーンも多くて。音楽でガラッと雰囲気が変わるので、演者としても発見がありました。

内山:OPの曲も映像もカッコよくて、9話の特別なEDにぐっときて。一視聴者として楽しめました。

――アフレコで苦労した部分はどこですか?

村瀬:僕はやっぱり英語ですね。

内山:そんなに難しかった? 難航している感じはなかったけど。

村瀬:英語自体というより「飛鳥了の英語」が難しかったです。喋ることはできても、演技をするのはまた別なので。

了くらい頭がいいと、結論まで迷わずに、抑揚なくつらつらと話すと思うのですが、英語だと語学的にアクセントがどうしてもついてしまうじゃないですか。

英語で芝居をすること自体にまず慣れていないので、日本語ほどコントロールできないですし、自分の中で正しさの判断基準もなかったので探り探りでした。

あと、最終回(第10話「泣き虫」)のラスト。あの“慟哭”のシーンは何度もやり直しました。細かいニュアンスを変えて10回以上は録ったんじゃないでしょうか。

内山:何度もテイクを繰り返したところというと、僕はシレーヌ回(第5話「シレーヌ、君は美しい」)の「俺には、愛に見えた」ですかね。

メロディのように「ここで上げてここで下げて」と音程の指示を受けながら何度も試して。100回くらいやった気がします。

村瀬:いやいや、100回は言い過ぎでしょ(笑)。

――特に終盤は衝撃的なシーンが多いですが、印象に残っている箇所はありますか?

内山:ミーコの最期は、アフレコの時点でもすごくいいシーンだなと思っていました。美樹へのアンビバレントな感情も伝えた上で、暴力的な人間たちに向かってああいう言葉をぶつける。

感動なのかなんなのか……。見ていて感情がぐちゃぐちゃにされる感じがとても印象的でした。

湯浅監督と以前ご一緒した「ピンポン THE ANIMATION」に出てくる「アクマ」も好きなのですが、コンプレックスを抱えたキャラクターには物語がありますよね。

村瀬:僕は8話のたろちゃん(牧村太郎。美樹の弟)のシーンが本当にしんどかったです。悪魔になってしまった彼が、食欲を抑えられずにお母さんを食べてしまって、それをお父さんが目撃する……。

お父さんの絞り出すような嗚咽も、人間の心を失っているはずのたろちゃんがそれに呼応して目に涙をためるのも、絵の力もあって辛いシーンだなって……。アニメーターの方の熱量も含めて印象的でした。

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最終更新:2018/2/23(金) 17:11
BuzzFeed Japan

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